ドクター・モローの島

鑑賞日 2014年10月 3日(金)

 ドクター・モローの島 [米・1977年]

(監)ドン・テイラー
(出)バート・ランカスター
   マイケル・ヨーク
   バーバラ・カレラ
   ナイジェル・ダヴェンポート
   リチャード・ベースハート
   


(雑感)H・G・ウェルズの原作を32年の『獣人島』以来40数年ぶりに再映画化。20世紀初頭、難破船の乗員ヨークが太平洋の小さい孤島に漂着する。島には数人の使用人を従えた初老のランカスターが定住していた。ヨークは、ランカスターが以前、生物学の権威であったが、その研究姿勢が異端視され学界を去ったという話を聞く。島に漂着後、次第に体力を回復させたヨークは、ランカスターが島内で異様な実験に没頭していることを知るようになる。ヨークは、ランカスターの身の回りを娘のように世話をしているカレラと親しくなりだすとともに島を脱出する決意をする、という話。原作の古典的な雰囲気を出すような作風がとられているが、演出のペースが平坦なうえ、狭い島内を舞台にしたドラマ展開にはやはり限界がある。劇場封切り時には観てないが、そのあと、30年以上前のテレビ放映で観た際、はっきり記憶しているラストの場面が抜け落ちていて肩透かしを喰ったように拍子抜け。鑑賞後の調べによると、日本公開版は本国米国その他各国公開版とはラスト場面処理が変えられていた、ということが判明。今回の鑑賞は某CS放送の録画によるものだが、米国版に戻されていたということ。このラスト場面は日本公開版の方が落ちが効いていていいと思うが、現在は通常のルートでは観ることが出来る機会はないとのこと。惜しい。この当時の70年代に活躍が最盛期だった主演のヨークは良家子息のような雰囲気を備えていたが、近影を見ると驚くべき変貌ぶり。まあ時間が40年近く流れてしまった以上仕方はない。


(評価)特上・優・良・・乏・呆・怒

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