真夜中の刑事

鑑賞日 2021年 3月16日(火)

 真夜中の刑事 [仏=西独・1976年]

(監)アラン・コルノー
(出)イヴ・モンタン
   フランソワ・ペリエ
   シモーヌ・シニョレ
   ステファニア・サンドレッリ
   マチュー・カリエール
   

(雑感)仏作品の刑事もの。パリから結構離れたオルレアンの町という舞台設定が割と興味を惹く。地道に仕事をこなす中年のベテラン刑事モンタンは長年殺伐とした独り暮らしを続けてきたが、あるきっかけから若い女流写真家サンドレッリと知り合い親しくなる。サンドレッリはモンタンの勤務先の署長であるペリエと愛人関係にあるという隠れた私生活を抱えていた。自分から離れていこうとする態度に怒りを覚えたペリエは、ある夜、感情に任せて咄嗟にサンドレッリを殺してしまう。そこへ偶然、サンドレッリを訪ねに来たモンタンは周辺住民に目撃され容疑者と見做されてしまう。モンタンは単独行動で事件の真犯人であるペリエを追い詰めていく、という話。主人公モンタンが不利な立場に置かれるという犯罪ものドラマとしての基本設定が骨子に効いているので、サスペンス力は終始なかなかしっかりとしているし、モンタンの刑事役も自然な感じで板についている。終盤、窮状を打開するために打って出たモンタンの決死の行動の凄惨な描写は個人的にはやり過ぎな印象が残った。


(評価)特上・優・良・・乏・呆・怒

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